2006-08-14

ヤビツ峠

この頃、ヤビツ峠に行きます。
といっても、今回で3回目。

1度目は2年前にVitzに乗る前の車、RAUMの時に初めて行った。この時は宮ヶ瀬湖に遊びに行った後に有名な峠があるってことで通ってみた。
RAUMはフルノーマルで乗ってて、ギャップはうまくいなしてくれるけどロールを押さえることは全く苦手でグニャグニャな峠道を走っていると流石がに気持ち悪くなってリタイア。
ふつうにのんびりと峠を下る感じで終わってしまった。

2度目、3度目はある程度カスタマイズしたVitzで、深夜走りに行った。
このところ気持ちが負の方向に傾いているので、そりゃー飛ばすつもりで。
ヤビツ峠の走りが楽しい区間は約14km。こういう峠道にしては長い方かと思う。

全区間が舗装路だけど、湧き水で常時路上がぬれているところもあるし、雨が降ると泥が流れ出てくるところもある。
基本的に対向車とすれ違うのは大変なほど狭い道だけど、所々で中央線がある広い場所がある。でも急に1車線消えてしまうのでこれはこれで怖い。

国道246号線から入る側は表ヤビツ、宮ヶ瀬湖側は裏ヤビツと呼ばれている。
表ヤビツは基本ヒルクライム。裏ヤビツはダウンヒルとなっている。
先行車両やら後続車両がいないから結構やりたい放題。
この場所で初めてGを感じる運転ができた。

ブレーキを強く踏めばABSが動作してフロントサスが縮む。
急に速度を落としてコーナーに入れば激しい横Gに、イン側リアタイヤの接地感が希薄になる。
一歩間違えば崖のそこに落ちる一寸先も見えない暗闇の峠に入っていく恐怖感はもう非日常。

日常を忘れて多少攻撃的にリフレッシュできる場所を見つけたのかもしれない。

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