2003-02-22

イラク攻撃

さまざまな噂が飛び交う中、アメリカはイラクに対して大規模な攻撃を開始しようとしている。
9-11の同時多発テロを発端とし、イラクを悪の温床として。

アメリカはまだ9-11の被害者である。
このことはまだ疑いの余地はないであろう。
しかし、ひとたびイラク攻撃が開始されれば被害者ではなくなるのではないか?
イラク攻撃に対しての攻撃者となる。
9-11は過去の物となり、戦争の攻撃者となる。

アメリカはその強大な力ゆえに寛大であり、世界を率先して平和を追い求める義務があると思われる。
ところがどうだ?
果てし無き被害妄想を掲げ、暴れる相手を求めている。
非常に好戦的で非常に利己的だ。
これではアルカイダとさして変わらないのではないか。
最終的に力を誇示し、無差別に大量の人間を殺す。
女子供、一般市民を殺すのだ。

戦争を始めれば、人を殺す事を肯定する事となるのではないか?
人を殺す者は殺されて当然なのではないか?
いくら世界最大級の国家であるとはいえ、そのような事が許されるはずはない。
力の大きさで権利は変化してはいけない。

戦争などあってはならない。
しかし、平和も存在しない。
混沌とした世の中であっても、平和を求める心が心に平和をもたらすのだ。

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